ピントはどこにあわせるか その2 [ピントについて]

はい。アベっちだよ。いやぁー、毎日暑いねぇ。「残暑お見舞い申し上げます」なんつって。とはいえ、8月も残りあと1週間。ヒマワリも終わりが近づいてきた。

 

さて、このヒマワリの写真は、手前の花はシャープで、後ろの花はぼけて写っている。手前の花にピントを合わせたら、近景で被写界深度が浅くなる条件だったから、後ろの花はぼけたんだ。被写界深度のことがさっぱりわからないという人は、ピントはどこに合わせるか その1」を見てほしい。こういうことはあよくあるし悪いことではない。でも、ふたつともに合わせたいとき、奥行きのあるもの合わせたいときもあるだろう。今日は、その話をしよう。

さて、せっかく梨沙ちゃんがいるから、協力してもらうね。マクロ50㍉を使って、瞳をグッとアップでねらってみよう。下のような写真が撮りたいんだ。いいかな。手前の瞳も奥の瞳もバッチリとシャープに写っているだろう。どうしたらこんなふうに写るのか?

  目標

まずは手前の瞳にピントを合わせてみた。後ろの瞳はボヤボヤだ。被写界深度が浅いから、シャープに写る範囲が後ろの瞳までカバーされないんだ。これではダメだ。

 手前に

では、後ろの瞳にピントを合わせてみよう。ありゃー。手前側がまったく被写界深度に入らないから、大きくぼけた。これではピンボケのようだ。

 奥に

では、瞳と瞳の真ん中。ちょうど眉間(みけん)のところに合わせてみよう。瞳をシャープに写したいのに、ほかのところにピントを合わせたんでいいんだろうか? うん、OKさ。被写界深度はピントを合わせた点の前後にあるから、眉間の前も後ろもシャープに写るはずだ。よし、イメージに近い感じになった。でも、まだ被写界深度がたりないな。

 眉間に

さて、こんなときは被写界深度のもうひとつの約束の出番になる。被写界深度は絞りが絞り込まれると深くなる。絞りはF値で表されるから、絞り込むとはF値が大きくなることをいう。具体的にはF5.6よりF8のほうが被写界深度は深くなる。絞りを変えるのはコマンドダイヤルを回すだけと簡単だ。一番のオススメは、撮影モードが絞り優先AEのときだ。小さな赤丸が示すAが絞り優先AEの位置だ。でも、プログラムAEやシャッタースピード優先AEでも同じ方法で変えることはできる。唯一フルオートの【AUTO】のときだけはできない。普段、プログラムAEで使っているなら、絞り優先AEにしなくてそのままでいいよ。シャッターボタン前側にある大きな赤丸が示すのがコマンドダイヤルだ。

 

ボディ背面の液晶モニタを見ながら、コントロールダイヤルを右に回すとF値が大きくなっていく。F値は右上に表示されている。F2.8や4は被写界深度が浅く、F8、以上なら被写界深度は深いといえる。

 F2.8は浅い

 F8は深い

撮影シーンにあった絞りを確実に設定したいなら、プレビューボタンを押すとファインダーで確認できる。プレビューボタンの使い方がわからない人は、ピントはどこに合わせるか その1」を見てほしい。プレビューボタンが面倒なら、絞りを変えながら、何コマか撮っておいて、あとから選んでもいい。ほら、できた。このときはF8まで絞っている。

  完成

ところで被写界深度を深くしたいときは、いくらでも絞り込めばいいように思えるかもしれない。でも、絞りを絞るとシャッタースピードが遅くなっていく。絞り1段に対してシャッタースピードも1段遅くなる。ということは、あまり絞り込むと被写界深度は深くなるけど、手ぶれのせいでシャープに写らなくなることも多い。手ぶれ補正機能があるα100でも、シャッタースピードが、1/60秒より遅いときは十分に注意したい。

☆モデル梨沙(リサ)ちゃんからのひとこと すごくアップなんでドキドキしましたぁ。ちゃんとはっきり写っていますね。スゴーイ。ところで、わたしアップに耐えられていますか? 心配ですぅ。

梨沙ちゃんぜんぜんOKだよ。では次回は… ごめん。まだ考えてなかった。でも、ちゃんと見に来てね。


2006-08-24 22:24  nice!(9)  トラックバック(0) 

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