露出をピッタリ当てるには その1 [露出について]

はい。アベっちだよ。みんなの中には、リバーサルフィルム(スライドフィルム)を使った経験がある人がいるよね。ネガフィルムに比べると、ドンピシャの露出を当てるのが大変だったはずだ。 これはネガフィルムは露出の許容範囲(ラチチュード)が広い。正確には露出がドンピシャでなくても普通にプリントが得られるということ。反対にリバーサルは狭いことが原因だ。言い換えると、カラーネガは露出オーバーや露出アンダーが目立たない。リバーサルは目立つってことになる。

デジタルはどうだろう? ほんの少しでも露出オーバーや露出アンダーになると目立つでしょ。そう、デジタルはリバーサルと同じように露出がシビアだ。しかも露出の許容範囲は、リバーサルより狭い。リバーサルでは、露出補正するのに0.5段ステップでちょうどよかった。でも、デジタルでは0.3段ステップでないと、差が大きくなりすぎてしまう。そのためマメに露出補正をして撮らないとならない。下の写真は、0.3段ずつ変えたもので、その差は明確だ。この時は、±0の標準がちょうどよかったけれど、場合によっては0.3段オーバーやアンダーのものがよいと思えることもある。  ±(標準)

0.3

0.3

露出補正の重要性が分かってもらえたと思う。でも、これを毎回するとなると面倒だ。ついあとでPCで直せばいいやってことになる。でも、PCで修正すると、わずかでもノイズが発生してしまう。自分で補正するより、PCで修正するよりもっとオススメなのはブラケットだ。ブラケットとは、カメラが自動的に標準の±0に加え、露出オーバーとアンダーも写してくれる機能だ。設定の方法はとても簡単。ドライブモードボタンを押して呼び出すだけだ。0.3段ずつ3コマ連続でずらして写せるモード(下の表示の状態)と、1コマずつ狙いながら写せるモードがある。Cはコンティニュアス、Sはシングルの略だ。

普通の撮影ならCの連続でいい。ただ、シャッターチャンスがあるものは狙いながら撮りたいからSの1コマ撮りにする。また0.3段を0.7段に切り換えることもできるけど、大きく変わりすぎるので普通は使わない。必要のない画像をあとで消去すればいいデジタルカメラでは、ブラケットとの相性はとてもよい。ただし、画像を消すのは一番最後。家に帰って落ち着いて確認してからだ。撮影途中などに消すと、必要なコマを誤って消すミスが多い。そのためには、記録メディアは大容量のものを用意して、余裕のある撮影をしたい。

 α100に内蔵されている露出計は、ただ測光するだけでなく、演算して露出を決定する多分割測光が採用されている。このおかげで逆光や、下の写真のように画面に白い部分や黒い部分があるときでも、大きく露出が外れることはない。

とはいえ、個人の好みもあるから、100%バッチリというわけにはいかない。露出補正はスパイスのようなもの。ピリッと効かせて、自分にピッタリ合うところを探したい。

 


2006-07-20 15:06  nice!(6)  トラックバック(0) 

nice! 6

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]