まずは標準で撮ってみる! [感じたこと]

  はい。アベっちだよ。α100を手にして3日後、僕は函館にいた。機材はα100、一台のみ。レンズは18~70㍉F3.5~5.6と75~300㍉F4.5~5.6。そしてミノルタ時代から愛用している35㍉F1.4G。予備バッテリー1コに、小さいな三脚という軽装だ。 35㍉F1.4Gは、ソニーαレンズにもラインナップされている。僕が所有しているのは、そのルーツといえるものだ。

函館に着いたのは午後だった。日没まではまだ相当ある。函館は好きな街でよく行っているから地図などいらない。まずはドック前まで市電に乗った。

 

このあたりは古い倉庫が観光化されずに残されている。僕は以前アサヒカメラでレンズテストのページを担当していた。そのときチャート代わりによく写していたのは、レンガの壁だった。レンガの壁を撮るとそのレンズの性能、たとえば、どこまでシャープに写せるか(解像力)、歪み(歪曲収差)、画像の平面性(像面湾曲)といったことがよくわかる。

 

僕はこの習慣がぬけずに、またレンガ倉庫を被写体としても好きで、いまでもついつい写してしまう。18~70㍉F3.5~5.6と75~300㍉F4.5~5.6とも、一般のユーザーがごく普通に使うのには十分な性能がある。プライスを考えればお買い得なレンズだ。もっとも素晴らしいかと聞かれたら、ちょっと返事に困ってしまう。素晴らしいとは言いがたい。僕にとっては普通。あくまでも普通のレンズだ。

  

そもそもこの安価なレンズ2本で、有効画素数1020万画素の性能が引き出せるわけがない。だからこそ、これからさまざまなレンズが登場してくるのだ。まだ見ぬレンズの描写に思いを寄せながら ドック前からブラブラ歩いた。日曜日の波止場は、もうそれほど賑わっていなかった。

もう陽が傾いているが、まだまだ撮れる。初めて使うカメラは、標準のまま、設定を変えないでどんどん撮る。どんなクセを持っているのか知りたいから、標準ですべて写してしまう。そのうちに自分の気に入るところ、気に入らないところが分かってくる。設定を変更するのは、クセが分かってからで遅くない。ただし、ISO感度だけは100から200へ上げた。

一休みすると時計は18時を過ぎていた。あちこちにイルミネーションが灯りはじめる。普段ならF値の明るくないズームでは手ぶれが心配になる。でも手ぶれ補正があるから、この程度なら平気だ。僕はコニカミノルタのα-7デジタルやα Sweetデジタルも所有しているので、手ぶれ補正の効果は熟知している。

 

19時近くになるとさすがに標準ズームでは手ぶれが目立つようになった。レンズを35㍉F1.4に替えた。開放F値が3.5~5.6のズームと比べると、シャッター速度で3段も4段も速く切れる。これでまたしばらく手持ちのまま撮影ができる。

 

大口径レンズはピントの合う奥行き(被写界深度)も浅い。この軟らかなボケ描写も魅力だ。さて、そろそろ撮影を終えて、一杯いくとするか。日曜でも魚あるよね。できれば活イカ。函館だもん。

と思いながらも、時間が遅めだからちょっと心配・・・

 


2006-07-18 15:00  nice!(5)  トラックバック(1) 
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